こんにちは、Nanaです。

アメリカに住んで10年。

英語はあまり上達していませんがw
アフィリエイトは3年目をもうすぐ迎えます。

一年と続く人がほぼいない中、ありがたいことです。

相変わらず私の周りでも、正しい方向とは逆の方向へ
幸せになるのと反対方向へ行ってしまう人というのがいます。

さて、今日は、この地で知り合ったある私の友人で
日本人の美容師さんの話をしていきます。

アメリカ人と結婚し、離婚をしてシングルマザーとして娘を育てていて
元亭主とそのご両親と娘がいつでも会えるように
元亭主を追って、私たちの住むノースカロライナへ他州からやってきました。

美容師の資格を持っていたので
アメリカにきてからはメイクの仕事をサロンでしていた彼女。

また、カットであれば、日本人の美容師なら日本人に需要があるここアメリカなので
ここへきてから、口コミで日本人のお客を自宅でカットする傍ら
地元のヘアサロンでも社員で働いていました。

そんな彼女ですが、サロンの仕事はかなりハードで
スピードが勝負のサロンで、1日に、20人とかカットするそうなんですが
その割には給料は安い。

ひどいと休みもなかなか取れないで6連勤とかやる有様。

ここアメリカで働けることだってすごいことだけど
なにしろ給料が安くてキツい。

辛いので何か他の仕事がないかと探すけれど、どこも
学歴(短卒、大卒)がなければ相手にされない現実に直面します。

もし、あなたが彼女ならどうするだろうか?

私ならどうするかな~と思っていたんですが
そんなタイミングで彼女と先週、久しぶりに会いました。

「Nanaさん、私大学行く!」

というではありませんか。

それも、学生ローンを組んで。^^;

・・・・・・へ?と私。

過去に、一生懸命勉強しなかったことを後悔していた彼女。

一生懸命勉強はやってたけど進学を選ばなかったわけではなく
勉強してなかったので進学できなかったのでしょう。

それをずっと後悔して引きずっていると言っていました。

そして、何を学ぶのかを聞いたところ医療関係の資格取得のためのクラス。

美容師とは全く関係のない異業界で異業種。

医療業界なら将来安泰だと、なくならない仕事だと彼女は言うのです。

何を根拠に?!(私が嫌いな業界だしw)

新たに資格を取るのは全然悪いことではありません。

問題なのは、資格や学歴があれば給料が良い仕事か
給料がよくなくても経済的に安定した生活が送れる
そう信じていることです。

そんなこと本当に信じてるの?

言ってあげたかったですが、そこまではさすがに言えず・・・。

私はそれに対して

「絶対に反対。どうして大学に行ったら安定があるって言い切れる?」

逆に質問しました。

あまり人の人生に口だしするのは好きではないので
めったにその決断を反対することはありませんが、さすがの私も
呆れてしまったのでつい言ってしまいました。^^;

借金してまで子供がいる身分で何を考えているのか?!

そのまま言いましたよ。

彼女も、

「Nanaさんには怒られると思ったよ。」

そう言ってましたね。w

私は一応、短大を出ていますが、名もない大学で
正直、それが役に立ったと私自身が感じたことがほとんどありません。

良かったことは、確かにそのときは、
一生懸命勉強して入学試験を受けました。

高校の間は、遊びほうけて全く勉強していなかったので
一般入試で受けるしかなかったからです。^^;

アメリカは日本よりはるかに学ぶ時の年齢の壁はありません。

大学だって行きたい時に行けますし、定年だってありません。
自分でいつ定年するか決めるのです。

生活費がままならない場合は、真っ白い白髪頭になっても、
よぼよぼの杖をついて歩く一歩手前でも、働きます。

迷惑なのは、超ご高齢のフライトアテンダント(客室乗務員)。
あれは、定年制にするべき!w
(高齢乗務員に荷物の上げ下げを頼めないって意味分からんし。)

また、スーパーの入り口でレシートをチェックする仕事とか
年寄りでもできる仕事があるんですね。

(↑これは日本でもあるコストコとかです。)

そこはすごいことなんですが、そこまでして働くのは
正直、本音はみんな嫌だと思います。

彼女もそんな未来を案じて「何かをしなくちゃ!変えなくちゃ!」と
気がついたのはいいんですが、方向性が明かにおかしいです。

若いからなのか「英語ができない自分に対し素直に悔しい」と言います。

だからって、ネイティブに勝てるわけないですしね。^^;

だいたい自分に投資するって言っても、あまりに見返りが不確定。

いくらシングルマザーの恩恵があって授業料が一部免除になっても
私にしてみたら、それがリスクじゃなくて何?って感じです。

そのお金があったら、一部サロンを間借りして
そこでカットだけでなくカラーもやる。

カラーはあまり好きではなくスキルがまだ貧弱な彼女ですが
医療関係の資格を取るよりずっとマシですよ。

別の友人で整体師の免許がある人が、看護士になったのですが
それとはワケが違います。(頭の良さも)

もともと、人体についてのこともアメリカで学んでいた彼女なので
看護士の勉強は少しはその延長上にありましたからね。

自分の興味のあることで資格を取ったわけですから。

一方美容師の彼女はこんなリスクのある決断を
どうしたらできるのか理解に苦しみますが
本人、一度言い出したら聞かないタチなので放っておくしかありません。

私が彼女なら、自分の美容に関わるスキルの強みを生かして
何人お客を掴んでいれば生活できるのかをまずは考え、集客して
そのお客さんからの口コミが広がるような
リピーターを定着させる戦略をとります。

それで少しずつビジネスを大きくしていきますよね。

もし私が今からヘアカットの技術を学んで勉強して
経験をつんでスキルとするにはもう時間がなさすぎです。

それでもサロンをやりたいなら、彼女のような美容師を雇って
自分はオーナーとなってビジネスを始めます。

せっかくあるスキルを使わないなんて私に言わせると
お金をドブに捨ててる感じです。

でも、実は世の中にはこんな人が溢れています。

自分の強みや、才能をないがしろにして
自分の興味ややる気に関わらず資格を取れさえすれば、
良い仕事に就ける、とか良いお給料がもらえる、と。

ただ学びたくてやるほうがはるかにマシです。
それで稼ごうとかいうもくろみがないからですね。

彼女のように稼ぎたいなら稼げるようなことをやらなければ
時間がいくらあっても足りません。

資格を取れば、いい仕事に就ける。

実際にはそうでもないことを多くの人は知っています。

そんな残念な彼女ですが、今後に注目ですね。

そもそも勉強が嫌いだった彼女ですよ。

そんなことをしている間に、カラーの勉強でもして
サロンの一部を間借りしてお客を取ったほうが
圧倒的に早くお金になるはず。

私だってここにいるんですから。^^

あなたはそんな残念な決断をせずに
限りある時間大切に使っていかないといけません。

間違った方向へ進んで行くほど、愚かなことはありません。

私たちはしっかり成功への道を突き進んで行きましょう。

それでは、また☆

PS.

それから、本日初めてこのページを訪問してくださった方へ
そのご縁に感謝を込めてプレゼントをご用意しています。
せっかくですから受け取って帰ってくださいね。^^
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