こんにちは、Nanaです。＾＾

危うく詐欺にひっかかりそうになりました（笑　こんな年の瀬に。

インスタを少し始めて、最近さぼっていたんですが、友達の投稿を観るために、ちょこちょこアクセスしてます。

そこへ友達申請してきた人物が詐欺行為を行おうとしていたわけです。全く知らない赤の他人です。

割と早い段階で詐欺だとわかったのですが、なかなか相手がしぶとくてまくのが大変だったので、その内容をシェアしたいと思います。

友だち申請してきていたのは、白髪の笑顔が素敵な日本人のおばさま。

普通なら、全く知らない人は承認しないのですが、なんとなく指が滑りました（笑

実在する人物の可能性は少ないので（写真と名前は一致しない）晒します。

承認ボタンをポチっとしたら、すぐにメッセージが届きました。

最初は、こんにちは、承認してくれてありがとう、みたいなあいさつ文から始まったのですが、プロフィールからもわかるように日本語が変（笑

でも、ロンドン生まれでロンドン育ちの方であれば、日本人でも日本語はできなくても仕方ないと思いながら承認しましたので、ここは想定内。

年齢や家族構成などを聞かれた後、向こうは聞きもしないけれど、未亡人で子供がいない、そして咽頭がんを長い間患っている、と言ってきた。

要するに、しゃべれない、食べられない、余命数ヶ月の身だというわけです。

そして仏教徒だといい、私も仏教徒かと聞かれましたが、違うと答えました。

そして、私も自分の情報開示をしていったので、気をよくし、LINEで繋がってもっと深い話をしましょう、と言ってきたわけです。

ん？もうここでキナ臭いにおいが漂ってきました。

私は会ったことがない人には、ラインの情報は渡しません、と拒否します。

それでもラインに移行しようとしばらく食い下がってましたが、諦めてインスタのメッセンジャーで会話が続きました。

そして、その後すぐに、夫が最近、大きな遺産を残して亡くなり、その金額が290万ポンド。とおっしゃる。日本円にして4億。

夫の遺言でもあり、夫の家族には渡したくないので、協力して欲しいとも言ってましたね。トルコとロンドンに夫の家族がいるとも言ってました。

そのお金を、仏教関係の慈悲団体に寄付したいので、そのためのやり方がわからないから助けて欲しいということを言ってきました。

いきなり初対面ですけど？？（実際には会ってないし）

この段階で完全に怪しいのですが、もう話に乗る気はないので、何を言うのか興味があり、もう少し付き合ってみることにしました。

結局、始終相続金の話に一貫するのですが、相続したお金はギフトボックスに入れられて、ロンドンの運送会社にすでに準備されていて、あとは配送するだけなのだ、と言います。

私にはその箱を開けて、中に入っているお金を使って、慈悲団体への寄付の手続きを自分の代わりにやって欲しいというわけです。

この話を受けるかどうかということで、私は受けることはできないとはっきり拒否しましたが、自分は病院にいて身動きが取れないので、どうか助けて欲しいとおっしゃいます。

であれば、弁護士を雇ってやってもらえばいい、と私はさらに提案します。

そういう提案をすると、スルーして、また話が元に戻るのです。

あなたはお金の入ったギフトボックスを受け取って開けてくれればいいのだ、という話です。

すでにギフトボックスの中に入っていて、それがあなたの家に届くから、住所などの連絡先を教えて欲しいときました。

私がこの話を引き受けると返事をしていないのに、話を強引に進めていきます。（アホですね）話が全然かみ合っていません。

この時点で、私は人助けはしたいと思いますが、この件に関してはお力になれません、と丁寧に断りました。

そうしたら、資金の30％が私の取り分で、70％を寄付に回して欲しいとおっしゃいます。

4億の30％ですから、1億くらいです（汗

それでも、はっきり、できない、とお返事しましたら、どうか助けて欲しい、とかなり食い下がっていましたが、最後は諦めたのか、会話はそこで終了しました。

一見、助けてあげたいと思わせる設定が見事に仕組まれている

一瞬、私が受け取って、寄付するくらいならやってあげてもいいけどね、と思うじゃないですか。

特に日本人って人がいいからね（苦笑

その人物は、今、病院にいると言って、ロンドンの聖トーマス病院？の病院名と住所を送ってきました。

誰でも情報が取れる内容を送ってきて、証拠のように見せてましたが、誰でも言えますからそれ（笑

病棟までは言ってましたが、病室までは言ってきませんでしたし。

自分の住所などは一切さらすことなく、こちらの個人情報を取ろうとする辺り、巧みですよね。

私はがん治療の話などをゆっくり聞いてあげようかと思っていたのに、とんだ展開になりました（苦笑

頼る人が誰もいない、なんてことを言ってましたけど、そもそもそんなお金があるなら、ホント、弁護士雇って全部やってもらえばいいわけだから。

病気を餌に、また未亡人、天涯孤独風な設定もよくできてます。

私は、住所などの個人情報の段階で、渡すことを拒否しましたけど、もし住所を渡していたら次の段階があったと思います。

こちらの銀行口座情報や手数料的なお金を数十万要求される

ここからは、ネット上の情報になりますが、どうやら、最終的には、その相続金を受け取るのに、手数料的なお金が必要とか、こちらの銀行口座が必要とか言い出すらしいです。

この段階で、ほとんどの人は、これがおかしな話だと気づくでしょうね。

そこまでひっぱっても良かったですが、私が気分が悪くて無理でした。

最初、親身になって話をスタートさせたのに、本当に残念ですよね。

今月は、引き寄せについて勉強しなおしていたところだったので、一瞬

1億引き寄せた？？？

なーんて、ぬか喜びしましたけど（笑

お互い、うまい話には気を付けましょう。