こんにちは、Nanaです。

資格はその資格によっては、採用先も困らない、引く手あまたなものもあります。

しかし一方で、そうではないものが実は大半で、資格はあっても全く収入にならないただの趣味になってしまったり実益が伴わない資格もありますね。

今日は、そういった主婦が資格さえ取ればよい仕事を手にすることができ、収入も増えると闇雲に考えてしまうことの危険性についてお話していきます。

ちなみに、私は資格は運転免許くらいしかありません(笑

ビジネス界はここ数年、めまぐるしい勢いで変化を遂げていますが
その立役者はなんといってもインターネット。

私が大学を出たばかりのころは、まだパソコンは贅沢品で
家にもパソコンはありませんでした。

私の実家では、真っ先にパソコンを使い始めたのは私でした。

アップルコンピュータのマッキントッシュを使って
雑誌などの誌面をデザインしたりレイアウトするスキルを習いました。

当時はまだウィンドウズはなかったので、選択の余地なくアップルでした。^^;
デザインの仕事だったので、やっぱりアップルのマシンを使っていたのは必然でした。

おかげで、Mac歴も20年以上なわけですが、
この20年で本当に世界は様変わりしたと感じます。

一人一台といっていいくらい、家庭にはパソコンがあり、それぞれが所有し
仕事、学校の宿題、課題、すべてがコンピュータなしでは回りません。

もうなくてはならない存在となっています。

そして、iPhoneでデビューとなったもはや電話だけの存在ではないスマホ。
小さなパソコンです。

フェイスブックやツイッター、LINEなどのSNSもスマホなしには
これだけ世界中で使われるツールにはなってませんよね。

メールもチャットもなんでもスマホでできちゃいます。
(スマホを持たないのは高齢者層だけになっているんじゃないですかね。)

ビジネスの本質は変わらないからこそできること

こうやってみるとかなり便利になってきたのはその通りなんですが
実は、ビジネスの本質っていうのは実は今も昔も変わっていないし

むしろ、ノウハウ部分がどんどん便利になっていくにつれ
その本質の部分をしっかりやるのかやらないのかで成功するのかしないのか
成功への明暗をハッキリ分けるようになりました。

実はビジネスの準備段階で決まってしまっています。

モノが不足していた時代は、新しいものは当たり前に飛ぶように売れました。
戦略なんて多少いい加減でも売れました。

テレビなどの電化製品や車だって売れまくったわけです。

そしてモノが溢れてきたら、今度は価格競争です。

価格を下げるなんて誰もが何も考えずにできることです。
(それにどんなリスクがあるとか、利益にどれだけ影響するとか
 問題はいろいろあるとしても・・・です(汗)

それでも、価格競争は大手企業が戦える戦略ですから
個人や小さい会社ではとても太刀打ちできません。

大きな企業だってそういう経営はいずれ苦しくなるのは目に見えています。

そして自社商品の価格を安くするために、企業は試行錯誤し、従業員を減らしたり
その分残った従業員をボロ雑巾のようにこき使ったり、挙句の果てには
過酷な労働状況のせいで、自殺に追い込まれるような人まで出てきました。

そして、安価にこだわるあまり、不正を働くようにもなりました。

先日、日本の有名企業の不祥事がニュースになりましたね。

まだまだその話題は続きそうですが、もうごまかしや、顧客を欺くようなサービス、
仕事をしていたら、間違いなく堕ちる時代になったという悪い見本です。

消費者を欺くやり方はいつか暴かれます。

今回のこの企業の不祥事は、内部告発から発覚したようですから
まだマシという気がしましたが、10年以上は不正が行われていたようなので

今回たまたま幹部クラスにいる人たちが、記者会見で頭を下げている姿は
気の毒でなんとも言えない悲しい気持ちになりました。
(彼らにも責任がありますが、むしろ過去の幹部も同罪です。)

そして今もそこで働く従業員だって、今、複雑な思いで仕事を続けているとは思いますが
これが会社という場所で雇われて働く怖さでもありますね。

もちろん、全うにやっている企業だってたくさんあるはずですし
従業員をちゃんと大切にしている会社であればいいんですが
世の中のそんな企業ばかりではない印象です。

そして、そこで働く人たちも、スキルや才能に見合わない給料で
長い時間拘束されて、毎日夜中の12時すぎないと帰ってこないお父さん。

家族との時間もまともに取れないような話もしょっちゅう聞きます。

一流と言われる大企業に限ってそういった傾向にある印象です。

しかもこのアメリカで!
(うちの夫は、普通の会社員で遅くても午後7時までかえってきますw)

私は、家族を大切にできないような人生はよくないと思っています。
(まじめで一生懸命なのがあだになっているような生き方です。)

日本の少子化も、お父さんの働きすぎ、
子を産む女性の社会進出、追いつかない社会保障、教育環境の悪化が
非婚、子供を持たない選択をする人を増やした原因だと思っています。

国もあまり真剣に考えていないよう(に見える)ですが、大問題です。

そんな私も全く結婚願望とか30歳になるまでありませんでしたけどね。^^;

当たり前のことが、当たり前になされなくなっていることに誰も気がつかず
ただただ働き続けて、家族とのコミュニケーションもろくにできない環境で
このまま大人になる子供たちと未来の日本を思うと不安でたまりません。

家族の素晴らしさも受け継がれてないような世の中です。

私たちが生きてきた道を、子供たちも生きられる保障がないのが今の現状です。

このまま少子化が進んだら、日本という国がなくなる可能性だって出てきます。

外国で暮らしていると見えるものがたくさんあります。

私にはひとつだけ言えることがあります。日本は本当にいい国ですよ。
私は大好きですし私たちは日本人であることにもっと誇りを持つべきです。

だから将来は、銃のコレクションが趣味の夫を説き伏せて(苦笑
日本へ移住することをひそかにたくらんでいます。

なので、その祖国がなくなったら・・・とんでもないです。
断固阻止せねば!って思います。(大真面目です。)

だからといって私にはたいした力はありませんから
せめて、私と同じような主婦だったり、お母さんにがんばってもらって
家で子育てしながらでも収入を得られるようなネットビジネスを
少しでも広めていけたらと思っています。(やっぱり母は強しなので!)

今の時代、ご飯が食べられない、住む家もない、なんて人はごく少数派です。

お金がないとはいえ、みんななんとか生きていけるんですね。
それが、ぎりぎりでも我慢して耐えてしまう原因でしょう。

だから、不満を抱えながらも、雇われて働いていることに何の疑問を持たず
仕方ないことだと自分に言い聞かせて生きてしまいますよね。

回りもみんなそうだから、という理由だけで・・・。

うまく飼いならされてしまったと言っても言い過ぎではないです。
(そんな私もちょっと前までそういう思考で生きてましたから。)

でも、それじゃあいけないってことに、一人ひとりが
そろそろ気づかないといけない時がきていると私は本気で思っています。

それでは、今日はこの辺で。